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「わっ」 思わず体が倒れかかる。 そんな体に腕を回し、倒れるのを素早く阻止し たのは千種だった。 「何やってんの…」 「ご、ごめん…」 顔を真っ赤にさ せ、恥ずかしそうにする。 俺はこの顔に弱い。 外じゃなかったら、欲情する自分に歯止めが 利かなかったかもしれない。 体勢を整え、再び歩きだそうとするだが… 「痛っ」 「足、捻った?」 「みたい…」 やや足首か赤い。 こうい うのは安静が一番なんだよね。 「ほら」 「なっ、何を…っ!!」 「何って… その足じゃ歩けないでしょ」 「で、も恥ずかしぃ……」 「いいから早く」 しゃがんで構えてるのも恥ずかしいんだから。 はゆっくりと千種の背中に体重をかけた。 「……重くない?」 「平気」 「……千種」 「何?」 「ありがと」 「…別に」 の心音が背中から伝わってくる。すごく早くてドキドキしてる。 には内緒だけど、それは俺も同じだったよ。 |