身長差

「ちょっと意外だったなぁ」
「ああ?何が?」
「ドラクロワがあんなにモタのこと考えてたなんて」
「べ、別に俺は…」
「照れるな照れるな」
そう言いながらドラクロワの背中を、よしよしと撫でる。
「っ何してんだよ!!」
「何って…いい子いい子だけど?」
「背中をか…?」
「…だって…頭届かないんだもん…」
ムスッと膨れっ面をしてドラクロワを見上げる。
すると突然ドラクロワが腹を抱えて笑い出した。
「はっはっは、はチビだからな」
「なっ!!ちびじゃないよ!ドラクロワが大きすぎなん……っ」
腕を強く引かれ、そのまま唇が重なる。
「んっ…」
「俺は小さくて可愛いが好きだけどな」
「ばか…っ」
赤くなった顔を隠すように、ドラクロワの胸に顔を埋めた。
その小さな頭を、今度はドラクロワが優しく撫でる。
が小さくなかったら、撫でにくいだろ?」
確かに…。と思ってしまう私は、もうドラクロワから離れることはできない。

END