「何してんの?」
大きな金色の瞳。マントと髪をサラサラとなびかせ、私を覗き込む。
「猫」
「お!!」
?を浮かばせていた悟空の表情が、一気に嬉しそうな顔になる。
「かっわいいじゃん!」
よしよしと猫の頭を撫でる。なんだか動物が動物を撫でてるみたいだ(!)
「まだ子猫みたいだね」
「ふーん……なんかさ…」

に似てんな」

私に…似てる?
「そうかな?」
「ああ!みたいに真っ白い身体で、賢そうで、それで…、」
「?」
「 可愛い…ところとかさ!」
「!」
照れ隠しに、頭の後ろで両手を組み、ニッコリと笑う。
そんな悟空の台詞と笑顔に、の顔はうっすらとピンク色に染まる。

あー。それもそっくりだ…。
のその顔は、この猫のピンク色の鼻によく似てる。
だから俺はこの猫が異常に可愛く見えたのかもしれない。

END