花粉症

「だあああ!!!!!どうした!!?」
「ん? …グスン……」
俺は思わず声を張り上げた。 だってが泣いてたんらもん。目真っ赤にして、鼻啜りながら。 もし誰かに泣かされたんだったら、仕返ししてやるびょん!
「ち、ちが…っ」
「んあ?」
「ごべん…(ズズズ)これ、花粉症のせいなの」
「かふんしょー?」
花粉症ってあれか?目とか鼻がおかしくなるやつ。 確か柿ピーも花粉症だった気がするけど。 だけど…あまりに症状が違いすぎる……。 柿ピーは貧乏くさく鼻啜ってるだけらけど、 はホントに苦しそうで、辛くて泣いてるみたい…。
「じゃあ悲しいわけじゃない?」
「うん、大丈夫だよ(苦しいけど)」
「そっか」
ちょっと安心した。 いつもみたいにがニコって笑ってくれたから。 さっき目を擦ってたせいで、の目は真っ赤。顔は涙で濡れてる。 俺はそっと、の顔に舌を這わせた。それと同時時にピクリと体が動く。
「ん……犬?」
「舐めて花粉取れるといいーのになー」
そしたらに付いた花粉、全部舐め取ってやるのに!