悩み

「……(はぁ…)」
ここのところ、骸さんはため息をついてばっかり。 こんな骸さんを見るのは初めて!どうしたのかな? 犬や千種が尋ねても「何でもありませんよ」の一点張り。 何でもなくないでしょ!!ため息つきすぎだよ!! そんな骸さんが気になったから、私も犬たちと同じように尋ねてみた。 「骸さん!」
「おや?どうしたんですか
「何かあったの?」
「はぁ…犬や千種にも同じこと言いましたけど、聞いてませんでしたか?」
「ううん、聞いたけど…」
「けど?」
「……どう見たって普通じゃないんだもん」
「……」
「私に話しても無駄だから教えてくれないんですか…?」
ちょっとふてくされたように言ったら、骸さんの表情が変わった。
「まったくいい気なものですね」
「??」
「僕の悩みがそんなに知りたいんですか?」
「知りたいです」
「それは…」
骸さんの手がそっと私の頬を撫でる。ひやりとする感覚に、私は方を振るわせた。 すると骸さんが薄く笑って、私の口を塞いだ。 びっくりして目をカっと見開くと、また薄く笑った。
「僕のこの抑えきれないへの気持ちは、どうしたらいいですか?」
頭が真っ白になった。そしてすぐに真っ赤になった。 骸さんが真顔でこんなこと言うなんて思わなかった…。 っていうかどんどんまた顔近づいてますよ。 さらに言うなら、手つきもちょっとアレなんだけど(…) 「この悩みを解決できるのがだけなんですけどね」
「……」
本当にビックリした。だって… 実は私も貴方と同じ悩みを抱えてたんだから