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「お前背ぇ伸びたなー」 わしわしとシモンの頭を乱暴に撫で回し、ニカっと笑う。 いつになってもその手の温かさは変わらなかった。 「はは、そりゃ7年も経ったんだからね」 「早いもんだな…」 「でもまだアニキは追い付かないかぁ」 「俺だってちったぁ伸びてるからな」 「それにしても…」 「ん?」 「相変わらず細っせー身体してんな」 シモンの脇腹から腰にかけてゆっくりと撫でる。 幼い頃にははっきりしていなかったくびれが、今ではよくわかる。 恥ずかしさで、慌ててシモンが離れようとしたが、腰にそえられた手がそれを許してくれない。 「んな逃げるこたぁねぇーだろ?」 「あ、アニキ…っ!」 「なんだよ。嫌なのか?」 「そうじゃない、けど…こんなところで…」 「誰も来やしねぇーよ」 シモンの腰をぐいと引き寄せ、二人の腹部がくっつく。 そのままカミナが真剣な視線をシモンに向けた。 「……」 「…っ…ずるいよ…アニキは…」 そんな顔されたら、抵抗できないじゃないか… シモンが諦めたように目を閉じると、フッと小さく息がもれる音がした。 アニキめ…今、笑ったな… そんなことを思いながら、顎に手をかけられ、唇重なる。 キスは嫌いじゃない。幸せになれるから。 でもアニキなキスは普通じゃないから苦手だ。 「…んっ」 舌で無理矢理口をこじ開け、中に生暖かい舌が入ってくる。 「んっ…は…」 こうなるともう俺は何もできない。身体に力が入らなくなっちゃうから。 いつも残った力でアニキにしがみつくのがやっとだ。 だけどそうするとアニキが満足するまで解放してもらえないんだよな。 「あ…、苦し…っ!」 「ん〜…」 カミナは少々名残惜しい感じで、舌を抜き、最後にシモンの唇をペロリと舐めた。 同時にシモンの身体がぶるりと震える。 「ん…っ」 「お前…前にもましてエロくなったな」 「なっ!!」 顔を真っ赤にして怒鳴ろうとするシモンの首を脇に挟み込み、 空いた片方の手でシモンの頭をぐしゃりと撫でる。 「文句があんなら、普段のそのエロさを何とかするんだな」 「な、なんだよそれ!?」 「男なら自分で考えろ!」 「意味わかんないよ!」 そうしないと他の奴がお前に寄ってくんだろ。 この前キタンがシモンじろじろ見てた。(主に胸元から下) シモンは普通のつもりかもしれねーが、その黒いぴちぴち服はやべぇよ。 色気を出すのは俺の前でだけでいいんだ。 他の奴になんか見せてたまるか! |