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「お、おい…お前…」 「ん?どうした宏海」 どうしたも こうしたもない。風呂から出てきた悠は、浴衣を身に纏っていた。 温泉の後に浴衣を着るのは普通だ。だけど悠は普通ではない姿でいる。 肩が見えるほどに服はずれ落ち、肌蹴た裾からは、白く細い足が見え隠れしている。 そんな姿に見とれている宏海を見て、悠は楽しそうに唇をペロリと舐めた。宏海の心臓がまた大きく跳ね上がる。 「こういうのが好きなんじゃないのか?」 「っ!!」 「どうなんだ?」 顔を近づけ、耳元でそっと囁く。風呂から出たばかりの悠の顔は、仄かに紅潮していて、 耳にかかる吐息も熱い。悠は、宏海の頬に当てていた手をゆっくり、下へ下へと降下させていき、 そのまま、そっと股間に触れてみる。そこは既に力を持ち始めていて、布をやや押し上げているようだ。 布越しに、優しく撫でるように手を動かしてみる。するとそれは、徐々に硬さを増していった。 「ッめろよ…!」 つい力を込めて悠を突き飛ばしてしまった。別にそんな力を込めたつもりはなかったが、思ったよりも軽い悠は、簡単に突き飛ばされてしまった。 「……」 「あ…、」 突き飛ばした拍子に、既に肌蹴ていた悠の浴衣が、さらに肌蹴る。それを真正面から見るに耐えかね、宏海は視線を逸らした。 いつもならこの辺で、悠が何か言ってくるはず。だが何も言ってこない。気になって、ちらりと悠に視線を戻すと、こちらに背を向けて座っていた。 「嫌ならいい。俺一人で勝手にやる…」 一言そう言うと、悠は宏海がいるにも関わらず、自慰を始めた。 驚きつつ、宏海はその行為を行う悠から目を離せずにいた。先程まで平然と話をしていた悠の息が、どんどん甘く、荒くなっていく。 しばらくその光景に目を奪われていたが、ハッと我に返る。 「ちょっ!何してんだよ!!」 「んッ…何、って見ればわかるだろ…」 「っ…」 「お前が慰めてくれ、ないから……ッ」 目の前で自慰をする悠。服も肌蹴け、頬も紅潮している。 時折見せる、快感と苦痛が混じったような表情と声が、宏海を煽る。 次の瞬間、宏海は悠を後ろから抱き締めた。宏海より一回りも二回りも小さい悠は、すっぽりと腕の中に入ってしまう。 「こ、み……その気になったか…?」 「……」 悠の質問には答えず、今まで悠の手がしていたことを、今度は宏海の手がし始めた。 耳を甘噛みしながら、揉むように手を動かすと、悠の体がピクリと動き、甘い声が漏れる。 片手で悠のものを揉み崩し、もう片方の手で、肌蹴かけた服の中に手を忍ばせる。 胸の辺りを撫で回し、突起を摘むとまた体がピクリと跳ね上がる。 「あぁ、っぁ…」 「悠…」 「こ…みぃ、…なめ、て…」 悠のものをいじる宏海の手の上に、悠は自分の手を重ねて呟いた。 宏海は悠の肩を掴み、自分の方を向かせたあと、畳の上にそっと押し倒した。 そして足の間に顔を近づけ、数回キスをしたあと、舌で下からゆっくりと舐め上げていく。 それに触れるたび、悠の体は反応をくれる。それにひどく欲情した。その反応を楽しんで、軽く歯を立ててみたり 舌を押しつけるように、当ててみたり。そして悠は達した。 |