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「んんっ…ぅ」 夜の個室に響き渡る甘い吐息。何度も舌を出し入れし、歯をなぞった り、吸い上げる。ここはあいすの家。いや、正しく言えばケサの家だろうか。だが主であ るケサは、太臓の家に行っている。きっと今頃は、あちらでも楽しんでいることだろう。 だから今この家にいるのは、悠とあいすの二人だけ。 「は、ぁ……悠…」 キスしかしてないというのに、あいすの顔は既に紅潮し、息を荒くさせていた。悠はもう一度あ いすに口付けをし、唇を何度も舐め、ちゅっ、といやらしく音を出しながら、唇を吸い上 げた。 「んっ…」 「なんだ、これしきのことで。これからだぞ」 口角を上げて、薄く笑う悠。首筋に舌を這わせると、あいすの体はぴくりと動く。 そのまま喉元、鎖骨、と順々に赤い花を散らしていく。そのたびに、あいすの甘い声が室内に 響いた。悠の手が、あいすの胸周辺の位置にきたとき、あいすの表情が少し歪んだ。 「……」 「…そんなに胸のこと気にしてるのか?」 「……」 「はぁ…」 「…あ、あんただって…男なら…」 大きい方が好きなんじゃないの? そう言いかけたあいすの口を、悠は再び自分のもので塞いだ。同時に、右手でその小さな膨らみを、 服の上から撫でるように揉んだ。 「あッ…ンン」 「知ってるか?好きな男に胸を揉まれると、大きくなるらしいぞ」 「っ……!」 「俺が大きくしてやろうか?」 「ちょ、ゃめ…っ」 キスを今度は左手も一緒に動かし、さっきよりも強い力で双方を揉みほぐ す。そのあと、胸のラインをなぞるように、指先でゆっくりと弧を描く。先程まで強い力 でいじられていたものが、急に弱々しくなり、あいすは、いまいち刺激が足りない、という気持ちと、 服を隔ているもどかしさを覚えた。 「んん…ゆ、ぅ…っ」 「なんだ?」 「……」 「ちゃんと口で言わないと、わからないぞ?」 楽しそうに笑みを浮かべ、行為を続ける悠。本当はわかってるくせに…。心の中でそう呟いたが、相手は悠だ。何を言っ ても無駄なことだろう。もうプライドなんてどうにでもなれ。あいすは恥を必死に堪え、 小さく口を開いた。 「悠……さ、…わって…」 「ん?聞こえんが?」 「……」 「どうした?やめるか?」 「っ……も、っと…じか、に触って…」 顔を真っ赤にして、気恥ずかしそうに言った。あいすがこんなに顔を赤く染めたところも、 こんなに弱い部分も、初めて見た。その顔にキスを落とし、服を下からめくり上げて、 右手を忍ばせ、下着を片手で器用に外す。あらわになった二つの膨らみを、 再度優しく揉みほぐす。最初は緩やかに、そして段々と激しく動く。行為を続けていると、 先端の突起が硬さを増していくのがわかった。口に含み、舌を使って愛撫を繰り返す。 「っ…んッ…ぁ」 「そんなに感じるのか?こんなにして…」 「やっ…悠…っ!」 いつの間に移動したのか、悠の左手は下半身の方まで伸びてきていた。 スカートの下から手を忍ばせ、下着越しに秘部を指でなぞる。すでに濡れていたそこからは、 ぴちゃぴちゃと卑猥な音が聞こえてきた。慌てて起き上がろうとするあいすの肩を、 悠は強く床に押さえ付けた。 「−っ…悠」 やめて、と言う前に、悠はあいすの唇に自分のを重ね、耳元でそっと「大丈夫だ」 と囁く。その一言で、抵抗する気が失くなってしまうなんて…。 それほどまでに、私はこの男に夢中になってしまっているのだ。 |