反則

「恥ずかしいのか?」
目線を逸らす。今の悠は、ワイシャツとスラックスの制服 姿。だがワイシャツのボタンは全部外されていた。着替えの途中だったらしい。
「ぃゃ…」
「ふーん…」
真っ赤になったを見て、薄く笑みを浮かべる。服を戻 すでもなく、ゆっくりと顔を近づけ、耳元で囁いた。
は可愛いな」
「あッ …!」
同時に耳に舌を這わせ、甘噛をする。細い腕が悠の服を握りしめた。体を強張 らせつつ、甘い声を発するを前に、中心が熱くなっていくのがわかる。
「なんだ? 脱がせたいのか?」
「っ!!」
思わず手に力が入ってしまい、悠の服をずり下げ てしまった。慌てて手を離すが、顔に集まる熱を抑えることができない。
「やっ、あ の、…ごめんなさい…」
「許さん」
「え…ぁ…」
予想外の言葉に、の口が 吃る。そんな様子を見て、悠はまた楽しそうに口角をあげる。

を喰わせてく れたら許してやろう」

俯いて少し考えたあと、観念したかのように悠の背に腕を 回す。
その日、は悠に喰われた。