お強請り

「ねぇ〜悠ぅ…」
強請るように、上目遣いで悠に訴える。
「なんだ?」
本当はわかっているくせに。あえて聞き返す。
「……」
「黙っていたら、わからないぞ」
わかってる。が何を言いたいのか。
「ぅ…、ぁの…」
だけど、たまにはから強請ってもらいたい。
「、っ…」
俺だってしたいのをずっと我慢してた。
「…、してほしいの…」
「何を?」
「……き…キス…」

これでもかという程、顔を真っ赤にして俯く
三日も我慢した甲斐があった。(普段は一日に何回もしてるからな)


名前を呼びながら顎に手をかける。
「いつからして欲しいと思ってたんだ?」
「…三日くらい前から」
本当にこいつは正直で純粋だな。
小さく笑いを含み、唇を重ねる。

可愛い。

に出会うまで知らなかった気持ちだ。
こんな感情…俺にもあったんだ。

END